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≪ 早わかり アイスの簡単な基礎知識 ≫ 詳しくは、下のリンク先でご覧ください。
・ アイスは法律により、乳脂肪分の多さで4種類に分かれています。
日本で「アイスクリーム」と呼べるのは、乳脂肪分8%以上のものだけ。
「アイスミルク」「ラクトアイス」、乳脂肪分0の「氷菓」に分類されます。
・ ジェラートは、イタリア語で「アイス」の事。 アイスクリームより乳脂肪分が少ないものが多い。
日本だと「アイスミルク」に分類される事が多い。「ラクトアイス」や「アイスクリーム」に分類されるものもあります。
・ ザーネアイスは、ドイツのアイス規格の一つ。 「生クリームのアイスクリーム」です。
ザーネ = ドイツ語で 「生クリーム」の事。超ゼイタク素材で特殊な極濃アイスクリームなのです。
世界アイスの規格の中で、最も乳脂肪分が多い規格で作られるクリーム主体のアイスクリームです。
日本で最も濃厚な分類のスーパープレミアム・アイスクリームでも牛乳の割合の方が多いのです。
㈱ 東京堂出版 『洋菓子・和菓子・デザート 百菓辞典』 平成9年8月30日初版発行 P.108 『ザーネアイス 独 Sahneeis』 より
・ 乳脂肪分は1%違うだけで、価格も味わいも大きく異なる。
ジャージー牛乳の乳脂肪分は4.2%くらい。 一般的な牛乳は3.6%前後。
わずか0.6%で味わいが違う事が分かると思います。アイスでは3%の違いで食品法上の分類が異なるのです。
乳脂肪分が多いほど、高級 (高価) になり、ミルク味はしなくなる。
・ 空気含有率 (オーバーラン) 100% なら、原材料と同じ容量の空気が含まれています。
市販の100円アイスは約半分が空気です。 空気含有率が低いほど、原材料が多く濃厚な高級アイスです。
同じ容量ml でも 濃厚なアイスほど重量が重たい。
・ ソフトクリームは、アイスクリームを簡略化したもの。 冷えている温度が違う。 卵の使用の有無。
「ラクトアイス」に分類される物が多いですが、高級なのは「アイスミルク」に分類。
「アイスクリーム」に分類される物も稀にあります。
単純に言うと、アイスほど冷たくなく、柔らかくて、コーンの上にグリグリと巻いてある状態の物。
・ ヴァニラ (バニラ) は香料 (スパイス) です。
天然のヴァニラ・ビーンズと、人工合成したバニラ・エッセンスがあります。
当店でもヴァニラのザーネアイスを食べて 「濃厚なアイスと書いてあるのに、ミルク味がしない」と思っている人が
たまにいるようです。
当然です。乳脂肪分が多いほど、ミルク味はしなくなりますし、風味付けはヴァニラなのですから。
・ コーンとは、「円すい形」 Cone の意味。 「トウモロコシ」 Corn ではありません。
「コーン=ソフトクリーム」と思っている人が2017年現在でも年配者を中心に存在していますが、
コーンはアイスクリームの容器として開発された物です。
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